「国葬」は中止 新基地はノー 女性5団体が宣伝 沖縄知事選喜ぶ
岩手県内の女性5団体で構成する「ピースアクションいわて」は9月12日昼、盛岡市の盛岡地裁前で安倍元首相の「国葬」中止、統一協会と自民党との癒着説明を求める宣伝に取り組みました。約30人が参加し、「統一協会の広告塔、居直るなんてありえない」などのプラカードを持ってアピールしました。
マイクを握った新日本婦人の会県本部の渋谷靖子会長は、閉会中審査で岸田首相は「国葬」の理由を全く説明できなかったと批判。早期に臨時国会を開いて議論すべきだと述べました。
沖縄県知事選で「オール沖縄」の玉城デニー候補が辺野古新基地建設ノー、普天間基地撤去を訴えて再選を果たしたと強調。「この勝利をわがことのように喜び、沖縄の思いを国政へつないでいこう」と呼びかけました。
いわて労連の中野るみ子議長は、コロナ第7波で県内の医療現場が深刻な状況になっていると告発しました。
通りかかった80歳の女性は「なぜ安倍さんだけ特別扱いするのか。しかも統一協会と関係が深かった人でしょう。『国葬』がダメなのは当然だと思う」と語りました。
宣伝で「国葬」に触れたときに、拍手をしたり、拳を突き上げたりする男子高校生もいました。