「建国記念の日」を考える県民のつどい
2月11日、盛岡市で「建国記念の日」を考える県民の集いが開かれ、会場いっぱいの110人が参加しました。教科書・靖国神社問題岩手県市民ネットワーク、岩手憲法会議、いわて労連など7団体の主催。
小笠原基也弁護士が講演し、政府の刑事司法「改革」は取り調べの可視化がきわめて不十分であるなど問題が多いと批判。同「改革」と共謀罪が強行されれば戦前の治安維持法の復活につながり、個人の自由が抑圧されると警鐘を鳴らしました。
治安維持法国賠同盟岩手県本部の牛山靖夫会長は、ウルトラ右翼の安倍政治とたたかうためにも、命をかけて侵略戦争に反対した人たちの歴史を語り継ぐと強調しました。
日本国民救援会岩手県本部の水戸正男会長は、戦争法廃止の2000万署名を岩手で20万人集め切り、安倍政権を追い詰めようと呼びかけました。
「憲法を無視する政権を退陣させ、戦争法廃止のために国民は大同団結しよう。意見の違いを乗り越え、平和や暮らしを守る運動を草の根から起こそう」とのアピールを採択しました。