「戦争する国家づくり」許さない 外交こそ真の安全保障 市民アクションがデモ

23日の通常国会開会を前にした20日昼、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は盛岡市で、岸田政権による安保3文書の閣議決定に抗議し、大軍拡と「戦争する国家づくり」を許さないデモ行進を繰り広げました。120人が駆けつけ、「平和外交こそ真の安全保障」のプラカードを掲げました。

デモに先立って緊急集会を開催。憲法改悪反対県共同センターの中野るみ子事務局長は「敵基地攻撃能力の保有は、これまでの『専守防衛』を大転換するものです。他国に脅威を与える攻撃的兵器を買うことは明らかに憲法9条違反だ」と批判しました。閣議決定を撤回させ、国民生活に目を向けない岸田政権を早期退陣に追い込もうと呼びかけました。

平和環境県センターの及川隆浩事務局長は「防衛費増額の一方で教育予算を増やさない岸田政権にノーを突きつけよう」と強調。岩教組、民青県委員会、県消団連の代表も決意表明をしました。

集会では、岩手の会が発表した抗議声明が紹介されました。

参加者らは「敵基地攻撃 憲法違反」「軍事費増やすな 社会保障増やせ」「復興(特別所得)税を防衛費に回すな」などと唱和しながら、繁華街を練り歩きました。

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