「6・9行動」 日本も締約国会議に参加を

 岩手県原水協と岩手県被団協は6日昼、盛岡市で核兵器廃絶を訴える今年最後の「6・9行動」に取り組みました。県原水協の金野耕治、渋谷靖子の両代表理事、県被団協の下村次弘事務局長がマイクを握り、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める署名への協力を呼びかけました。
各弁士は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のノルウェーとドイツが核兵器禁止条約第1回締約国会議(来年3月、ウイーン)へのオブザーバー参加を決定したと紹介。日本政府が禁止条約を直ちに批准し、締約国会議へのオブザーバー参加を表明するように、草の根から世論を高めようと強調しました。
30分で19人が署名。86歳の女性は「終戦の年に街が米軍の爆撃を受けた。けが人にかけられた毛布が血でにじんでいたのが、忘れられない。戦争は絶対に反対だ」と話しました。10代の女性は「広島、長崎の悲劇を繰り返してはダメだと思います」と語りました。

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