「10%ストップ!ネット」が初の宣伝 45分間で78人署名
「10月消費税10%ストップ!ネットワークいわて」は24日昼に、盛岡市の中心街にある老舗デパート「川徳」前で結成(3月20日)後初となる宣伝を行いました。川徳はネットに賛同している事業者の一つです。
ネットのメンバー30人が、重税に抗議する黄色のバンダナやTシャツを身に着けて参加。「安倍首相に近い自民党幹部も10%増税延期を言い始めました」と話しながら、増税中止署名への協力を呼びかけました。
川徳から出てきた買い物客が相次いで足を止め、45分間で78人がペンを執りました。
64歳の男性=土木設計関係=は「給料は上がらず、食品ばかり値上がりしている。それでも10月から増税なのか」と憤り、42歳の男性=自営業=は「『景気回復した』は富裕層の考えだ。一般人は実感していない」と批判しました。
50代の女性は「東京の大学にいる子どもへの仕送りも大変になる。増税でいいことは何もない」と語気を強め、女子学生6人組は「(増税で生活が苦しくなると)将来的に困るので」と、そろってサインしました。