いい介護の日 社保協が宣伝
11月11日の「いい介護の日」に岩手県社保協は盛岡市で、来年度からの介護保険改悪の中止と介護従事者の処遇改善を求める宣伝をしました。鈴木露通事務局長らがマイクを握り、岩手民医連の介護事務所の職員らが署名を呼びかけました。
鈴木氏らは、▽要支援者の訪問介護や通所介護が介護給付から外され、市町村の事業になる▽特養ホームへの入所が要介護3以上に限定される―などと指摘。「介護の社会化」に逆行する改悪には反対だと強調しました。
40分で90人が署名。70歳の男性は「要介護4の父は施設に入れず95歳で亡くなった。要支援で94歳の母を家で介護しているが来年度からどうなるのか不安だ。両親の面倒を見ていたときは、自分が先に倒れると思うくらい大変だった。安倍首相も介護をしてみろ」と怒りました。
70歳の女性は「消費税をあげた分が社会保障充実に使われていない」と話しました。