岩手民教研第61回金ケ崎集会(主催=岩手民教連)が1月6、7両日、金ケ崎町で開かれ、教職員、地域住民や学生など160人が参加しました。

全体集会では「いじめ・自死問題の背景にどのような『危機』を読み取るか」と題し、村山士郎氏(大東文化大学名誉教授)が講演しました。

村山氏は「増え続けるいじめの背景には子どもたちのむかつき、いらだち、不安感、抑圧感がある。同時に学校には、まだ隠ぺい体質が残っている」と指摘。2015年に矢巾町で起きた中学2年生の自殺事件でも、子どもの「助けて!」の叫びをどうして受け止められなかったのか、深く考える必要があると語りました。

また村山氏は「教育現場での子どもと教師の危機に立ち向かう上で、戦前に行われた北方性教育運動(生活つづり方など東北農村の生活に根差した教育実践)の原点に学ぶことも、大事ではないか」と話しました。

講演後、参加者から現場のリアルな実態が出され、活発な討議が続きました。教科や問題別など16の分科会も開かれました。