いわて労連が大会 新自由主義転換、大幅賃上げを
いわて労連(中野るみ子議長)は7日、盛岡市で第35回定期大会を開催し、オンライン併用で70人が参加しました。
中野議長は、9月の県知事選で「オール岩手」の達増拓也知事が完勝したのは重要だと指摘。明るい民主県政をつくる会(事務局=同労連)の構成団体の奮闘が、県立病院の維持・充実を争点に押し上げたことに確信を持とうと強調しました。
物価高騰で暮らしが苦しい中、日本が賃金の上がらない国になってしまったのは政府の責任だと批判。岸田政権が進める新自由主義を打ち破り、賃金の大幅アップや社会保障の拡充を勝ち取ろうと呼びかけました。
中村健事務局長が2024年度運動方針案として、▽ストライキ権も行使した大幅賃上げ、最低賃金全国一律への法改正、労働時間短縮の実現、労働法制の改悪阻止▽地域医療の拡充など「公共」を取り戻す活動▽大軍拡・大増税に反対し、9条改憲をストップさせる共同の強化ーを提起。討論を踏まえて全議案が承認されました。
全労連の石川敏明副議長、日本共産党の斉藤信県議団長が来賓あいさつ。
新役員に中野議長、中村事務局長らを選出しました。