いわて労連が電話相談 「収入半減 家賃払えぬ」

いわて労連などは18日、盛岡市で新型コロナウイルス感染症による雇用や営業、生活の不安に応える電話相談を実施しました。

「1日5時間のパートが2時間にされ、月収が9万円から4万円に。家賃4万5000円すら払えない」(60代、女性)、「仕事が少なくなり、出勤も減った。会社から『5月末で事業をやめるので解雇する』と言われた」(50代、男性)-。外出自粛の影響で収入が激減し、今後の暮らしを心配する声が多く寄せられました。

「売り上げが4月は(ふだんの)半分以下。従業員2人を交代で休ませたい。これからどうすれば」(個人事業主)、「3月仕事ゼロ、4月も見通しなし。どういう制度が利用できるのか知りたい」(フリーランスで働く60代の女性)などの問い合わせもありました。

国が決めた1人10万円の給付金については「高齢の祖母から『本当に10万円でるのか聞いてほしい』と頼まれ電話した」(13歳、男性)、「生活保護の受給者だが、誰でももらえるのか」(50代、男性)との相談が目立ちました。

いわて労連の中村健事務局長は「事態のさらなる悪化が予想される。相談とともに対策を求める取り組みを強めたい」と語ります。

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