通常国会最終盤の14日昼、消費者や生産者、労働組合などでつくる「いわて食・農ネット」は盛岡市で、環太平洋連携協定(TPP)の批准強行に反対する緊急宣伝を行いました。岡田現三事務局長がマイクを握り、牛の扮装(ふんそう)をした参加者らが署名を訴えました。

岡田氏は、政府与党はTPP11承認案を参院(13日)で、まともな審議もせずに強行採決したが、「国民を無視したやり方は許せない」と抗議。14日からは関連法案の審議が参院で始まっており、「世論を高めて関連法案を廃案に追い込み、TPP11の批准を阻止しよう」と呼びかけました。

乳児を抱えた若い母親などが足を止め、30分で22人が署名。80歳の女性は「自民党や公明党はいつも、(国民の願いとかけ離れた)変な立場で法案の決着をつける。日本は農業が大事なのに、どうなるのさ」と顔を曇らせました。

大学で政治関係を学ぶ19歳の女性は「若者にとってもTPPは大きな問題だ。その影響を安倍政権が知らせないのは、おかしい」と語気を強めました。