さようなら原発岩手県集会 「汚染水の海洋放出やめよ」

 大震災津波と福島原発事故から11年が過ぎた3月12日、「さようなら原発 岩手県集会2022」(同実行委員会主催)が盛岡市で開かれ、ユーチューブでの視聴も含めて160人が参加しました。原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換を求める「集会アピール」を採択しました。

東電の記者会見などを取材する芸人の、おしどりマコ・ケンさんがオンラインで講演。ALPS処理水(汚染水)海洋放出の影響について、福島県の観光業者が「風評被害ではなく故意の加害行為による損害だ」と述べていると強調しました。

脱原発に転換したドイツでは、子どもらが福島原発事故を詳しく知っていたと紹介。権力者の主張をうのみにせず、自分で調べて考えることを重視するドイツの教育を、日本も見習うべきではないかと語りました。

みやぎ生協副理事長・ふくしま県本部長の野中俊吉さんは、ALPS処理水海洋放出反対の署名が16万8000人分集まり、30日には政府や東電に要請すると報告。ウクライナの原発施設を攻撃する「プーチン大統領を世論で包囲し、ロシア軍を直ちに撤退させよう」と訴えました。

集会後、参加者らは繁華街をアピール行進しました。

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