ひな祭りパレード 大軍拡で平和を壊すな
岩手県内の女性5団体で構成する「ピースアクションいわて」は3日、盛岡市で岸田政権の大軍拡を許さない「ひな祭りパレード」に取り組みました。
35人が参加し、紙で作った桃の花や「ミサイル爆買いNO!」「子どもたちを戦場に送らない」などと書いたプラカードを持って訴えました。
出発前に新日本婦人の会県本部の渋谷靖子会長は、岸田政権は敵基地攻撃能力と大軍拡を具体化した2023年度予算案を、まともな説明もなく衆院で通過させたと批判。子どもたちの未来を守るためには、「日本は戦争の準備ではなく、平和の準備をすべきです」と力を込めました。
いわて女性・九条の会の伊藤慶子事務局長は、戦前は侵略戦争に反対する人たちが治安維持法で弾圧され、いまは大軍拡と対決する日本共産党が一部大手メディアから攻撃を受けていると指摘。戦争か平和かが鋭く問われるなか、「女性は平和を望む」の声を上げようと呼びかけました。
参加者らは「敵基地攻撃 憲法違反」「大軍拡で平和を壊すな」「軍事費削って暮らしに回せ」と唱和しながら、繁華街を練り歩きました。沿道で若い女性2人が「壊すな」と一緒にコールする場面もありました。