メーデー意気高く 「働かせ方改悪」廃案 内閣倒せ
1日、メーデー岩手県中央集会が盛岡市で開かれました。「いのちと平和が一番 憲法9条を変えないで」と4メートルもの巨大横断幕も登場、注目を集めました。
金野耕治実行委員長は1000人を前に、「国会を軽視し、国民を欺く安倍内閣はただちに総辞職すべきだ」と強調。労働組合・民主団体・市民は野党と固く団結し、まともな政治を取り戻すたたかいに立ち上がろうと呼びかけました。
達増拓也知事(メッセージ代読)、自由党の木戸口英司参院議員(野党統一)、日本共産党の斉藤信県議団長が来賓あいさつ。2年連続で出席した木戸口氏は「野党の要求に応えず、審議を拒否しているのは、むしろ政府・与党の方だ」と批判。斉藤氏は「国会が異常事態のなか、与党だけで『働き方改革』法案を審議するのは許せない。必ず廃案に」と訴えました。
集会後、参加者らは市内をデモ行進。30歳の女性看護師は「安倍内閣の支持率が落ちたのは当然。もっと下げて、早く辞めさせたい」と話しました。