レッド・パージ名誉回復を  被害者、弁護士会に申立書

レッド・パージ被害者が会見 レッド・パージ(1949年~50年)によって不当解雇された藤村三郎(89)、渡辺勇一(88)、長尾正一(88)=いずれも盛岡市在住=の3氏は4日、岩手弁護士会を訪れ、被害者らの名誉回復と補償を求める「人権救済申立書」を提出しました。

申立書では▽日本政府はレッド・パージの非を認めて解雇無効を宣言し、解雇期間を年金加入期間に算入した上、一般労働者の平均厚生年金を保障する▽アメリカ政府は謝罪する▽相手方企業は解雇を取り消す――ことを弁護士会が勧告するように要望しています。

県庁で記者会見した3氏は、県内での被害者は1200人余に及び、生活の糧を失って自殺に追い込まれた人もいたと告発。「自分たちも筆舌に尽くしがたい精神的苦痛と生活苦を強いられた」と説明しました。

3氏は、日本弁護士連合会や各地の弁護士会が人権救済の勧告を出していると紹介。今回の申立書を「故人も含め、すべての被害者の名誉回復を実現する大きな一歩にしたい」と語りました。

いわて労連の金野耕治議長らも会見に同席し、「レッド・パージは決して昔の話ではない。いまでも大企業では不当解雇が相次いでいる」と述べました。

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