人権侵害も差別も「国葬」もNO 「いわてレインボーマーチ」抗議集会
多様な生き方の選択・実現をめざす「いわてレインボーマーチ」は9月14日夜、盛岡市のJR盛岡駅前広場で差別や人権侵害に抗議する集会を開きました。性的少数者(LGBTQなど)や市民ら40人が参加しました。
自民党国会議員の多くが入る神道政治連盟国会議員懇談会は6月の会合で、「同性愛は依存症」などと記した冊子を配布しました。
集会で三宅凛月(りつ)共同代表は、冊子の内容は非科学的で差別や偏見を助長すると告発。自民党国会議員の人権蹂躙発言も相次ぎ、「黙っていたら、つぶされる。連帯して声を上げよう。国民多数が反対している安倍元首相の『国葬』は中止を」と訴えました。
参加者が自らの思いをスピーチ。女子高校生は「誰もが自分の好きな人を『好き』と言える社会にしたい。そう願う人がいっぱい集まれば未来は変わる」と語りました。
日本共産党の斉藤信県議は、統一協会との癒着の中心にいた安倍氏の「国葬」強行で、岸田政権は行き詰まっていると指摘。「差別やめよ」「国葬中止」の声を広げて、ジェンダー平等の新しい社会をめざそうと話しました。立憲民主党の横沢高徳参院議員(野党統一)からのメッセージが紹介されました。