今年初の「6・9行動」 核兵器禁止条約発効へ声を
岩手県原水協は9日昼、盛岡市大通で核兵器廃絶を求める今年最初の「6・9行動」に取り組みました。冷たい風が吹くなか、金野耕治、渋谷靖子両代表理事が、ヒバクシャ国際署名への協力を呼びかけました。
金野、渋谷両氏は、核兵器禁止条約にはカ国が調印、19カ国が批准しており、近い将来の発効が期待されていると紹介。日本政府は禁止条約に参加しないと表明しているが、唯一の戦争被爆国にあるまじき姿勢を変えさせるために、国際署名をさらに広げようと訴えました。
ペンを執った歳の女性は「安倍政権が禁止条約に反対しているのは知らなかった。(『核の傘』に依存する)日本政府はアメリカの犬なのか」と批判しました。
69歳の男性は「どんな理由があっても、核兵器を使ったら人類は終わりだ」と語気を強め、73歳の女性は「日本は隣国(朝鮮半島)と仲良くしてほしい。憲法9条を守るべきだ」と話しました。