介護の日 岩手社保協などが宣伝 介護保険改善求める 職員給与増額を

 「介護の日」の11月11日、岩手社保協、いわての介護を良くする会は盛岡市で介護保険制度の改善を求める宣伝をしました。介護事業所の職員らも含めて18人が参加し、署名を呼びかけました。

マイクを握った社保協の鈴木露通事務局長は、岸田政権は来年の介護保険制度見直しで▽利用料の原則2割への引き上げ▽要介護1・2の生活援助の保険はずし▽ケアプランの有料化などを狙っていると指摘。かつてない改悪の阻止へ世論を高めようと述べました。

良くする会の鈴木幸子共同代表は、介護事業所の人手不足は深刻だと説明。「いい介護をさせてほしい」と訴え、介護従事者の給与引き上げと増員、コロナ感染症対策の強化を求めました。

30分間で28人が署名。高齢の女性は「自分も70歳を過ぎたので人ごとじゃない。介護保険をこれ以上悪くしないでほしい。軍事費だけ増やすなんてダメだ」と語りました。

40代の女性は「祖父が脳卒中で倒れた時に、介護職員の人が家族のように世話をしてくれた。職員の給与は国の責任で上げるべきです」と話しました。

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