共同センターが新署名訴え 「戦争怖い」と若い女性ら
安倍首相が任期中の9条改憲に執念を燃やすなか、憲法改悪反対岩手県共同センターは16日、盛岡市で新たに呼びかけられた「改憲発議に反対する全国緊急署名」への協力を訴えました。
マイクを握った金野耕治事務局長らは、トランプ政権によるイラン司令官殺害をめぐって軍事的緊張が激化しており、危険な中東への自衛隊派兵は直ちに中止すべきだと指摘。憲法9条を持つ日本こそがトランプ大統領にイラン核合意への復帰を説き、平和的な解決を求めるべきだと強調しました。
進んで署名した若い女性2人組は「SNSでは『アメリカとイランとの間で戦争になるかも』などと言われていて、怖い。9条って平和を守るものですよね?」と述べました。
高齢の女性は「自衛隊員を海外で犬死にさせてはいけない。トランプのために、たたかうなんておかしい」と憤り、30代の女性は「(日本の)平和外交は恥ずかしいことではない」と語りました。