南スーダンから部隊撤退を 岩手県平和委が声明
岩手県平和委員会は16日、「南スーダン派遣自衛隊部隊への武器使用新任務と付与に抗議し、その撤回と部隊の撤退を求める」声明を発表しました。
声明では、南スーダンへ20日から送られる部隊には「岩手駐屯地所属の約30人も含まれている」と指摘。「駆け付け警護」などを付与された自衛官が「殺し、殺される」戦闘に巻き込まれるのは必至であり、「取り返しのつかない悲劇が起こる前に、派遣を中止させ、撤退させるべきだ」と訴えています。
安倍政権が新任務を付与して派兵を強行するのは、「戦争法を全面的に発動する突破口にしようとしているからだ」と批判。日本は憲法の精神にたった外交努力こそ進めるべきだと強調しています。