参院選に統一候補を 北上・知事囲む会アピール
「希望郷いわてを実現する会 北上・西和賀地区会員連絡会」が20日、達増拓也岩手県知事を囲む会を北上市で開き、約200人が参加し、来年の参院選で戦争法廃止の野党共闘をめざすアピールを決定しました。
日本共産党の鈴木健二郎市議が集会アピールを読み上げました。アピールは、野党の統一候補を擁立し、安倍政権を倒して戦争法を廃止し、立憲主義・民主主義を取り戻すため、北上地区から野党共闘と国民、県民、市民の共闘をめざすとしています。
共同代表の小原宣良氏(社民党元県議)が主催者あいさつで、夏の参院選を「軍事色が強い方向から国民の生活を守る方向にするために重要な選挙」と強調。野党共闘を実現し戦争法廃止の機運を高めるために運動を起こしていくことを呼びかけました。
生活の党の関根敏伸県議があいさつ。民主党の高橋元・県議が連帯のメッセージを寄せました。
達増知事は、震災復興、ふるさと振興をめざし「県民、国民の思いを先取りしながら、21世紀にふさわしい政治の姿を地方から発信していくため頑張りましょう」と話しました。
同会は、来年1月に野党共闘を進める市民団体を立ち上げる計画です。