各界連が消費税減税求めるクリスマス宣伝 ツリーも怒る

 消費税廃止岩手県各界連は24日昼、盛岡市で消費税5%減税を求める今年最後の宣伝をしました。サンタクロースや、クリスマスツリーの仮装をした参加者らが署名への協力を呼びかけ、通行人から注目を集めました。

マイクを握った岩商連の関沢淨会長、いわて労連の金野耕治議長は、消費税10%増税後初となる2020年度政府予算案では、軍事費が過去最高を更新する一方で、社会保障は抑制されたと告発。国が税金の集め方や使い方を改めれば、消費税に頼らなくても暮らしを守る財源は確保できると強調しました。

署名した64歳の女性は「夫はすでに退職し、私も来年は年金暮らしになる。支給額が下がっているので不安です」と語り、70歳の女性は「10%増税前に電化製品は何とか買いそろえたが、今後はどうなるか…」と顔を曇らせました。

小学生の女子児童は「消費税が10%に上がって、お金のない人は生活に困っていると思う」と話しました。

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