各界連が消費税5%求め署名宣伝 減税は96カ国に広がっている
消費税廃止岩手県各界連は8月24日、盛岡市で消費税5%減税とインボイス(資格請求書)中止を求める定例宣伝をしました。岩商連の坂下豊事務局長、いわて労連の金野耕治議長が署名への協力を呼びかけました。
坂下氏は、世界では96カ国・地域が国民生活を守るために消費税減税に踏み出したと紹介。コロナ第7波と物価高騰で暮らしが大変ななか、岸田政権は5%減税を実施すべきだと訴えました。
金野氏は、巨額の税金を使った安倍元首相の「国葬」に反対する世論が高まっていると指摘。「国葬」強行は消費税を2度も増税した安倍氏の礼賛につながると批判しました。
署名をした74歳の女性は、「年金削減と介護保険料の支払いで生活が苦しい。『国葬』なんてダメ。岸田首相は安倍さんの疑惑について説明すべきではないか」と憤りました。
77歳の女性は、「安倍さんは権力で自分の疑惑をもみ消した人だから、嫌い。『国葬』は大反対です。消費税をまず下げてほしい」と話していました。