大軍拡やめ物価高騰対策を 岩手県革新懇が宣伝
岩手県革新懇は3日昼、盛岡市で岸田政権の大軍拡・大増税を許さない定例宣伝に取り組みました。16人が参加し、各界の代表がリレートークで署名への協力を訴えました。
国分博文事務局長は「政府は軍事費2倍化をやめて、物価高騰から国民の暮らしと営業を守る対策を直ちに取るべきだ」と強調。岸田政権に代わる政治の実現へ、市民と野党の共闘の再構築を進めようと力を込めました。
日本共産党の吉田恭子衆院東北比例予定候補は「岸田政権は54万人の反対署名を無視し、消費税増税への布石であるインボイスを強行した」と批判。共産党が他の野党にも呼び掛けて20日召集の臨時国会に廃止法案を提出する予定だと紹介し、「廃止に全力をあげます」と表明しました。
署名した75歳の男性は「国民が戦争に巻き込まれないようにするのは当然だ。自民党はずっと日本を『戦争をする国』にしようとしている。おかしい」と指摘しました。
38歳の男性会社員は「ガソリン代が高すぎて、車で出かけるのをためらう。防衛費は必要だと思うが、物価高騰など他にも予算を使ってほしい」と話しました。高齢の女性は「岸田首相は早く辞めて」と語気を強めました。