太平洋戦争開始75年 女性ら反戦訴える 赤紙配布・ピースパレード
太平洋戦争開始75年の8日、女性団体などが各地で戦争法廃止や自衛隊の南スーダン撤退など、反戦平和の思いを訴えました。
女性5団体でつくる「ピースアクションいわて」は、盛岡市で自衛隊の新任務付与に抗議し、南スーダンからの撤退を求めるパレードをしました。赤い帽子や上着などで安倍政権への怒りの意思を示した女性ら50人が参加しました。
参加者は「女性は戦争を許さない」「武力で平和はつくれない」などと元気に唱和しながら、繁華街を行進。通行人の注目を集めました。
パレードに先だって岩手県母親大会連絡会は、戦時中の「赤紙」(召集令状)の写しを配布。「戦争法の廃止に向けて声をあげ、行動しよう」と訴えました。「赤紙」を手にした70代の女性は「南スーダンは危ないと思う。派兵には賛成できない」と話していました。