奥州市で「国葬」に反対する市民集会
岸田内閣の支持率が急落するなか、奥州市で9月16日夜、安倍元首相「国葬」に反対する市民集会が開かれました。労働組合や民主団体などでつくる実行委員会が主催し、緊急の呼びかけにもかかわらず、約100人が参加しました。
岩崎郁朗実行委員長(胆江労連議長)は、岸田政権は統一協会とズブズブの関係の安倍氏をなぜ「国葬」にするのか説明していないと指摘。全国各地から「国葬」中止の声を上げようと訴えました。
石田吉夫弁護士は、今回の「国葬」問題の本質は憲法違反だと語り、「国がおかしい時には国民が行動するというのが、憲法の精神だ」と主張しました。
沖縄出身で新日本婦人の会水沢支部の阿部敬子さんは「軍備拡大や辺野古の新基地建設などアベ・スガ政治は沖縄県民にとって最悪だった。そんな人のために『国葬』を行うべきではない」と批判しました。
集会後、参加者らはプラカードやペンライトを持ち、奥州市役所からJR水沢駅前までデモ行進。「岸田総理は国民の声を聞け」「弔意の強制やめろ」などと元気よくコールしました。
日本共産党の千田美津子県議、奥州市議団も参加しました。