女性2団体が12・8「赤紙」配布 首相先頭の改憲は危険

 岩手県母親大会連絡会、ピースアクションいわて(女性5団体で構成)は8日昼、盛岡市大通で旧日本軍の召集令状を印刷した「赤紙」を配布し、新署名「憲法改悪を許さない全国署名」への協力を呼びかけました。

リレートークで各団体の代表は、岸田首相が臨時国会の所信表明演説で「敵基地攻撃能力」の検討を明言し、補正予算案と合わせて6兆円を超す大軍拡を進めようとしていると批判。日本が今後も平和を築く努力を続けていくために、草の根の世論で9条改憲を阻止しようと訴えました。

30分間で25人がサイン。19歳の女性は「NHK朝の連続テレビ小説を見ているが、戦時中の場面はつらかった」と話しました。

32歳の女性会社員は「どんな戦争でも多くの犠牲者が出てしまう。『国を守る』というなら、人の命を奪う戦争以外のやり方を考えるべきだ」と語り、50歳の女性は「首相が先頭に立って改憲をあおるのは危険だ」と顔を曇らせました。

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