女性5団体が宣伝 息子に銃は持たせない
岩手県内の女性5団体で構成する「ピースアクションいわて」は11日、盛岡市で岸田大軍拡に反対し、ジェンダー平等などを求める宣伝を行いました。約30人が参加し、リレートークとスタンディングで訴えました。
新婦人県本部の渡辺よし子事務局次長は、衆院財務金融委員会での軍拡財源法案の採決を阻止するために、日本共産党と立憲民主党が同委員長の解任決議案を提出(10日)したと紹介。「大軍拡と大増税ノー」の声を粘り強く上げていこうと呼びかけました。
県母親大会連絡会の鈴木まき子会長は「岸田政権が大軍拡の財源に復興特別所得税を流用するのは許せない」と批判。岩手福祉労組の柴田亜希子書記次長は「保育園児と小学生の息子がいる。銃を持って戦うために育ててきたのではない」と力を込めました。
参加者らは声を合わせて「命と暮らしに税金回せ」「誰の子どもも殺させない」などとコール。宣伝に注目する観光客もいました。