子どもの医療費助成拡充を 知事に3万4046筆の署名提出

15_12_03 子ども医療費知事要請 子どもの医療費助成制度拡充を求める岩手の会は3日、達増拓也知事に対して、3万4046人分の署名を添えて、助成制度のさらなる拡充を迫る要請をしました。日本共産党県議団(3人)が同席し、千葉茂樹副知事が応対しました。

岩手の会の署名運動が大きな力になり、県は8月から医療費助成の対象年齢を小学校卒業(入院のみ)に拡大しました。来年8月からは「現物給付」方式に切り替えます。

15年12月子ども医療費の会が要請 岩手の会の伊藤勝太事務局長は、「小学6年生の娘を通院させているが、中学生になったら経済的な理由で治療を断念せざるをえない」との声が父親から寄せられたと紹介。中学校卒業までの現物給付と全額無料化を早期に実現してほしいと強調しました。

若い母親らも「4人の子ども全員がアレルギーで同時期に症状が悪化する。早めに受診できれば重症化を防げる」「3人の子どもと一緒に自分も体調を崩すが、給料日前は子どもの診察だけにするときがある」など実情を訴えました。

千葉副知事は「要望の方向性については十分に検討する内容だ。一歩ずつ進めていきたい」と回答しました。

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