八重樫部長(左)に要請する小野寺共同代表(右)ら

子どもの医療費助成制度拡充を求める岩手の会は12日、達増拓也知事に対して、県による助成のさらなる拡充を要請しました。小野寺けい子共同代表と子育て中の母親ら17人が参加し、日本共産党県議団が同席。八重樫幸治・保健福祉部長が応対しました。

小野寺氏は「貧困と格差が広がるなか、重い虫歯が10本以上ある『口腔崩壊』の子どもが岩手でも増えている。医療費助成の拡充で、お金の心配なく虫歯の治療ができるようにしたい」と強調。▽小学生までの医療費助成を早期に、窓口負担のない現物給付にする(現在は就学前まで)▽医療費助成の対象を中学生まで拡大する―ことを求めました。

愛知県から盛岡市に引っ越してきた女性は「これまで子どもの医療費を窓口で払う機会がなかったので、驚いた」と話し、3人の小学生を持つ母親は「償還払いの申請を毎回3人分書くが、かなり面倒だ」と語りました。

久慈市から参加した女性は「慢性疾患の子どもがいる。医療費は後で戻るものの、窓口での支払いは多額で大変だ」と訴えました。

八重樫部長は、小学生までの現物給付について「来年度からの実施に向けて検討している。9月県議会で示したい」と答えました。