岩手医労連が宣伝 医療従事者もう限界!
岩手医労連(中野るみ子委員長)は7日、盛岡市で五輪中止とコロナ対策の強化を求めるスタンディング宣伝をしました。「#五輪よりコロナ対策を」と書かれた横断幕とプラカードを持ち、市民にアピールしました。
中野氏は、コロナ感染の第5波が懸念されるなか菅首相の「安心・安全の五輪開催」には根拠がないと批判。コロナ対応に追われる医療関係者の激務とストレスは限界に達していると告発しました。
4日投開票の東京都議選で五輪中止などを掲げた日本共産党と立憲民主党が議席を伸ばしたと強調。政府は五輪を中止し、ワクチン早期接種やPCR検査、医療体制拡充に全力をあげよと訴えました。
いわて労連も応援に駆け付けました。
通りかかった75歳の女性は、「また東京の感染者が増えてきた。可能なら五輪はやめてほしい。県内でも医療に携わる人たちが大変な思いをしている」と共感を寄せました。