岩手県各界連、消費税30年で宣伝、増税中止あきらめない
消費税実施から30年となる1日昼、消費税廃止岩手県各界連は盛岡市で10%増税中止を求める連続宣伝を開始しました。いわて労連の金野耕治議長らがマイクを握り、「10%ストップ!ネット」の署名への協力を呼びかけました。
金野氏らは「大企業や大資産家に対する優遇税制を改め、消費税に頼らない道をめざそう」と強調しました。
スーツ姿の男性など30分で32人がサイン。「いくら署名しても国会で通される」と嘆いた80歳の女性は、参加者から「参院選で自公を減らせば増税は中止できる」と聞いて、「あきらめちゃダメだよね」と話しました。
家族の名前も書いた40代の女性=パート=は「時給が安い。景気が良くなった実感はない」と述べ、69歳の女性は「いろんな食料品の値段が上がり、毎日生活するのも大変だ」と明かしました。48歳の女性=自営業=は「社会保障を充実させずに増税だけ進めるのは、おかしい」と語気を強めました。
同各界連は2、4、5日も宣伝します。