岩手県母親大会in宮古に1050人が参加
第62回岩手県母親大会(同実行委員会主催)が5日、津波被災地の宮古市で開かれ、1050人が参加しました。大震災津波からの復興、憲法カフェ、乳幼児の子育てなど8つの分科会で討論。戦争法の廃止を求める決議を採択しました。
鈴木まき子委員長が若者やママなどが「無関心ではいけない」と戦争法廃止の運動に立ち上がり、野党共闘も広がっていると強調。この動きと合わせ、参院選では選挙権をしっかり行使しようと呼びかけました。
講演した香山リカさん(精神科医)は、貧困やDVが原因で心のバランスを崩す患者が増えるなかで、治療するだけでなく、その大本にある社会や政治の問題にもかかわるようになったと紹介。戦争法廃止の運動に参加し、自分も変わってきたと語りました。
山本正徳市長(山口公正副市長がメッセージを代読)、いわて労連の金野耕治議長が来賓あいさつ。達増拓也知事から連帯メッセージが寄せられました。