市民アクションがデモ ただちに臨時国会開け
「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション岩手の会」は19日夕、盛岡市で改憲発議反対や安倍政権の退陣などを求める毎月定例のサイレントデモに取り組みました。厳しい暑さのなか、100人が参加しました。
出発前の集会で、憲法改悪反対県共同センターの金野耕治事務局長は、消費税10%増税にコロナ禍が追い打ちをかけ、4~6月期の国内総生産は戦後最悪の下落を記録したと告発しました。コロナ禍で苦しむ国民や事業者を支援するには、諸外国のように日本でも消費税の5%減税が必要だと指摘。臨時国会を早く開き、大規模なPCR検査などコロナ対策を抜本的に強化すべきだと訴えました。
県生協連の吉田敏恵専務理事は、世論の力でイージス・アショアの配備断念に追い込まれた安倍政権が、今度は「敵基地攻撃能力」保有を検討していると批判しました。
デモでは宣伝カーのコールに合わせて、参加者らが両手に持ったスティックバルーンをたたいてアピール。通行人の注目を集めました。