市民アクションがデモ 軍拡財源法案やめよ
「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は19日昼、盛岡市で岸田政権が狙う敵基地攻撃能力の保有と大軍拡を阻止する定例のデモ行進に取り組み、約100人が参加しました。
出発前に憲法改悪反対県共同センターの中野るみ子事務局長は、国会では5年間で43兆円の軍事費を確保するための「軍拡財源法案」が審議されていると指摘。復興特別所得税の軍事費への流用などは許されないと強調しました。
中野氏はまた、岸田政権が物価高騰で苦しんでいる国民の願いに背を向けて、大軍拡と大増税を進めていると批判。「憲法を生かして暮らしを守れ」「軍拡よりも平和外交を」の声を上げていこうと訴えました。
参加者らは「敵基地攻撃 憲法違反」「軍事費よりも社会保障増やせ」と唱和し、繁華街を練り歩きました。