市民アクションがデモ 命を脅かす大軍拡拒否
「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は20日昼、盛岡市で岸田大軍拡に反対する定例のデモ行進に取り組み、80人が参加しました。
出発前に憲法改悪反対県共同センターの中野るみ子事務局長は、政府は先制攻撃した場合の相手国からの報復を想定し、全国約300の自衛隊基地に「核シェルター」をつくる強靭化計画を進めていると指摘。大軍拡と大増税を許さない世論を大きく広げようと訴えました。
県消団連の磯田朋子事務局長は、日本消費者連盟と主婦連合会が呼びかけた「敵基地攻撃能力の保有と防衛費の増大に反対する共同声明」に全国の75団体が賛同していると報告。「命を脅かす一切のものを拒否することが消費者運動の基本です」と強調しました。
参加者は「戦争できる国はゴメンだ」「ミサイルいらない 福祉を守れ」「子どもに平和な未来を渡そう」などとコールし、繁華街を行進。市民や観光客の注目を集めました。