“弔意の押し付け憲法違反” 市民フォーラム開催
「安倍元首相の『国葬』に反対!市民フォーラム」が9月3日、盛岡市で開かれました。「国葬」中止を求める岩手県内の諸団体でつくる同実行委員会が主催し、緊急な呼びかけにもかかわらず200人が参加しました。
「9条改憲NO! 全国市民アクション岩手の会」事務局の吉田敏恵氏が司会をつとめ、平和環境県センターの及川隆浩事務局長が主催者あいさつ。石橋乙秀弁護士が講演しました。
石橋氏は、岸田首相は「国葬」強行で国民意識の統合を狙っていたが、統一協会と自民党との癒着などで反対の世論が多数を占め、思惑通りには進んでいないと指摘。「国葬」には法的根拠がなく、それでも実施するというのなら、臨時国会を早期に開いて説明し、衆参の議決を得るのが筋だと主張しました。
集会では、「国葬」中止署名の取り組みが提起されました。
集会後、参加者は市内をデモ行進。「弔意の押し付け憲法違反」「『国葬』に税金使うな」「岸田首相は国民の声を聞け」などとコールし、沿道から注目を集めました。日本共産党の斉藤信副委員長らも参加しました。