戦争法1年 県革新懇・盛岡革新懇がリレートーク
岩手県革新懇、盛岡革新懇は19日昼、盛岡市で戦争法廃止を求める宣伝を行い、50人が参加しました。高校教員、医師、学者などがマイクを握り、買い物客に署名への協力を呼びかけました。
参加者らは、東日本大震災や台風10号豪雨災害で被災者の救援に力を尽くした自衛隊を、南スーダンの「殺し、殺される」戦場へ送ってはならないと強調。戦争法は直ちに廃止し、憲法9条を守ろうと訴えました。
50分間で108人がペンを執り署名しました。63歳の男性は「南スーダンへ自衛隊を派遣すれば、死者が出るだろう。大変な問題だ」と話し、60歳の女性は「南スーダンで自衛官が発砲したら、(平和主義の)日本の印象が変わってしまう」と顔をしかめました。
80代の女性は「小学生のときに釜石市で艦砲射撃を受け、宮古市へ疎開した」と明かし、3歳のおいを抱いた21歳の女性は「子どもたちが戦争へ行かされるのは、嫌だ」と語っていました。