改憲阻止へ参院選勝利を 署名10万人めざし集会 市民アクション岩手の会

「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は20日、盛岡市で「憲法改悪を許さない全国署名」の本格的な取り組みを推進する学習集会を開きました。YouTubeでの視聴と合わせて、120人が参加しました。

日本体育大学の清水雅彦教授(九条の会世話人)がオンラインで講演しました。日本がコロナ感染急拡大に対応できないのは、自民党政権が保健所半減や医師数抑制などの新自由主義を長年進めてきたからだと批判。「コロナ対応のために緊急事態条項を加える改憲を」との自民党の主張は、「ふざけている」と語気を強めました。

清水氏はまた、岸田首相は自らの権力維持のために「タカ派」の安倍元首相に同調するだけでなく、「敵基地攻撃能力保有」検討を表明したと指摘。参院選前までの改憲発議を阻止し、「労組と市民と野党の共闘」を発展させて参院選で改憲勢力を少数に追い込もうと訴えました。

県生協連の吉田敏恵専務理事が今後の活動方針を提起。衆院で改憲勢力の議席数が改憲発議に必要な3分の2を占めるもとで、全国署名の目標を10万人とし、参院選前の6月までをヤマ場に集めようと呼びかけました。

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