新型コロナ いわて労連など3団体が電話相談 「今後の生活が心配」
いわて労連など3団体は16日、盛岡市で新型コロナウイルス感染拡大の不安に応える雇用・営業・生活電話相談を行いました。
電話をかけた60代の男性=アルバイト=は「職場で『コロナで仕事がないので、4月から休んでくれ』と言われた。活用できる助成金はあるのか」と質問。相談員は「会社の指示で休業する場合には休業手当が受け取れる」などとアドバイスしました。
別の40代の女性は「スーパーで試食販売促進の仕事をしていたが、コロナの影響で3月以降はなくなった。ニュースを見ていると今後の生活が心配だ」と。
「安倍首相が記者会見で、休業した労働者が直接申請して助成金をもらえる(制度をつくる)と語っていたが…」(60代、女性)との問い合わせもありました。
いわて労連の中村健事務局長は「岩手でも新型コロナの影響はさらに深刻になると思うので、継続的な支援が必要だ。私たちも国に声を上げていきたい」と話しています。