日米軍事訓練やめよ 沖縄と連帯する岩手県民集会
「日米軍事訓練やめよ!オスプレイも基地もいらない!沖縄県民と連帯する岩手県民集会」が17日、滝沢市で開かれました。労働組合や平和・民主団体で構成する同実行委員会が主催し、予定を上回る約300人が参加しました。
陸上自衛隊と米海兵隊は28日~2月8日に岩手山演習場(滝沢市、八幡平市)で日米共同訓練を計画。当初はオスプレイの参加も検討されていました。岩手県は過去3回も米軍機の墜落事故を経験しています。
主催者あいさつで、いわて労連の金野耕治議長は、今回の訓練は実戦を想定したものだと強調。「沖縄県民の新基地建設阻止の願いと、私たちの思いは同じだ。平和に暮らせる社会を取り戻そう」と訴えました。
沖縄から駆けつけた「やんばる統一連」の吉田務代表は、知事選や総選挙など5つの選挙で「新基地ノー」の明確な民意が示されたと力説。安倍政権は翁長県政への嫌がらせや新基地建設の工事再開などの攻撃を続けているが、全国の各分野の「一点共闘」が連帯して、政権を退陣させようと呼びかけました。
集会は日米軍事演習を中止させ、憲法9条改悪や「戦争する国づくり」を許さない決議を採択しました。