時給738円暮らせない 最賃1000円、「働き方」廃案訴え 3団体が署名・シール投票

いわて労連、いわてパート・臨時労組連絡会、いわてローカルユニオンは日、盛岡市大通で、全国一律最低賃金制度の確立と時給1000円以上への引き上げを求める宣伝をしました。過労死を加速させる「働き方改革」一括法案の廃案も訴えました。

岩手県の最低賃金738円と要求額1000円との差、262円にちなみ、262分間(正午~午後4時22分)にわたって実施。署名やシール投票「いくらの時給なら暮らせますか?」への協力を呼びかけました。

通行人が相次いで足を止め、時給1000円、1300円、1500円の欄にシールを多く貼りました。

3団体の参加者らはマイクを握り、「『働き方改革』一括法案をめぐり、26日に安倍首相出席のもとで参院厚生労働委員会が開かれる予定だ」と説明。政府与党の強行採決を許さないために、「断固反対の声を上げていこう」と力説しました。

署名に応じた71歳の女性は「私も時給700円台、1日3時間のパートで働いていたが、738円は安すぎる」と話しました。47歳の男性=大学教員=は同一括法案について、「労働者は望んでない。(大企業の)経営者のニーズでしょう」と批判しました。

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