最低賃金引き上げキャラバン いわて労連
全労連北海道・東北ブロックの最低賃金引き上げキャラバンは25日、盛岡市で行動しました。いわて労連の金野耕治議長と中村健事務局長、青森県労連の桧山康博事務局長、秋田県労連の越後屋建一事務局長らが参加しました。
岩手の最低賃金は時給695円で全国で下から3番目、東京(同907円)と212円もの差があります。キャラバンでは時給1000円以上への増額と全国一律制度の確立を要求しています。
参加者は「アベノミクスによって広がった貧困と格差をなくすためにも、大幅引き上げを実現させよう」と署名を呼びかけました。
署名をした61歳の女性=事務職=は「東京並みでなくてもいいが、最低賃金を上げてほしい」と語り、68歳の男性は「若者の賃金が安すぎる。引き上げは当然だ。がんばって」と激励しました。
参加者らは岩手労働局、県商工会連合会、県中小企業団体中央会への要請にも取り組みました。