核で地球汚すな 核禁条約批准へ署名呼びかけ
国連軍縮週間(10月24日~30日)に呼応して、日本政府に核兵器禁止条約批准を求める岩手県民の会は29日昼、盛岡市にある、いわて生協の店舗前で「日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める」署名への協力を呼びかけました。
参加した県被団協の下村次弘事務局長らは「禁止条約の署名国は91、批准国は68まで増えました。日本政府に早期の批准を迫りましょう」と肉声で買い物客に訴えました。
45分間で46人が署名。息子が防衛省に勤めているという61歳の女性もペンを執りました。
記者から「プーチンが9月にまた、核兵器使用の脅迫をした」と聞いた48歳の女性は、「冗談じゃないです。核で二度と地球を汚してほしくない」と語気を強めました。
70歳の女性は「ジョー・オダネルが撮影した『焼き場に立つ少年』の写真を盛岡で見たことがあり、衝撃を受けた。日本が禁止条約に入らないのはおかしい」と話しました。