核兵器廃絶を求める「6・9」行動 岩手県被団協と原水協
岩手県被団協と岩手県原水協は6日昼、盛岡市で核兵器廃絶を求める「6・9行動」をしました。県被団協の下村次弘事務局長と県原水協の金野耕治代表理事がマイクを握り、ヒバクシャ国際署名やシール投票への協力を呼びかけました。
下村、金野の両氏は「アメリカのトランプ政権が核戦力の強化を公表し、それを日本政府が『高く評価する』と歓迎したのは、許せない」と抗議。ヒバクシャ国際署名を大きく広げ、核兵器に固執する勢力を追い詰めようと訴えました。
雪が激しく降り続く中、30分間で23人がサイン。60歳の女性は「日本政府は(アメリカいいなりで)、核兵器廃絶を願う国民の思いとは関係なく進んでいる」と批判しました。
74歳の女性は「トランプも日本政府もダメだね」と語り、高3の2人組は「日本や世界をもっと平和にするために核兵器をなくしたい。がんばってください」と参加者を激励しました。