核兵器禁止条約「日本は署名・批准」せよ  岩手県原水協が「6・9行動」

 岩手県原水協は6日昼、盛岡市大通で核兵器廃絶を訴える「6・9行動」に取り組みました。渋谷靖子代表理事らがマイクを握り、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。

渋谷氏らは、禁止条約の発効確定は核兵器のない世界への大きな一歩だが、被爆国の日本政府はアメリカに同調して条約に背を向けていると指摘。この署名を力に政府に批准を迫ろうと述べました。

小雨のなか、30分間で女子高校生など23人がサイン。61歳の女性は「なぜ日本政府が禁止条約に賛成しないのか不思議だったが、やっぱりアメリカが気になるのですね」と納得しました。

41歳の男性会社員は「核兵器廃絶へ向かう世界の流れに日本も入るべきだ」と話し、80歳の男性は「国民の立場から見たら、政府の考えはおかしい」と語気を強めました。

信号待ちの軽トラの男性が参加者に声をかけ、運転席で署名する場面もありました。

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