母親連絡会が「赤紙」配布、子どもに平和な日本を
岩手県母親大会連絡会(鈴木まき子会長)は15日昼、盛岡市で旧日本軍の召集令状を印刷した「赤紙」を配布し、安倍9条改憲阻止の3000万人署名を呼びかけました。
マイクを握った亀卦川瑞枝事務局長らは、安倍政権は核兵器禁止条約への不参加を表明し、年内の9条改憲発議にしがみついていると批判。世論の力で安倍政権の暴走をストップさせ、「平和な日本を子どもたちに手渡そう」と強調しました。
猛暑のなか、署名をした26歳の女性=薬局勤務=は「安倍首相が広島や長崎で核兵器禁止条約にふれなかったのは、おかしい」と語り、37歳の女性は「戦争のことは詳しく知らないが、9条を変えるのは良くない」と顔を曇らせました。