消費税「5%」訴えに反響 国民の購買意欲冷え切っている 冬は暖房費もかかるから困る
消費税廃止岩手県各界連は24日昼、盛岡市で消費税5%減税を求める定例の宣伝をしました。いわて労連の金野耕治議長、岩商連の関沢淨会長がマイクを握り、署名への協力を呼びかけました。
金野、関沢両氏は、コロナ禍の経済対策として世界ではカ国・地域が消費税減税を実施していると紹介。日本でも税金を負担能力に応じた集め方に変えれば、コロナ対策や消費税減税のための財源を確保できると訴えました。
署名をした60代の女性は「週刊誌を読んだら、『消費税は将来もっと上がる』と書かれていた。それは何とか避けたい」と顔を曇らせ、26歳の女性は「国民の購買意欲は冷え切っていると思う。コロナの影響で私もバイトのシフトを減らされた」と話しました。
ビラを受け取った高齢の男性は「消費税は下げてもらわないと困る。年金が少なく、貯金を取り崩して生活している。冬は灯油などの暖房費もかかる」と語気を強めました。