病床削減も医療費2倍もコロナ対策に逆行 岩手県革新懇が宣伝
岩手県革新懇は、3日昼、盛岡市内で毎月定例の「菅・アベ政治を許さない」宣伝に取り組みました。リレートーク・スタンディングを行い、日本学術会議会員の任命拒否の撤回を求める署名も呼びかけました。
国分博文事務局長は、「病床削減推進法案と高齢者医療費2倍化法案はコロナ対策に逆行するものだ」と批判。菅政権を退場させ、命と暮らしを守る野党連合政権を実現しようと訴えました。
いわて労連の中村健事務局長は、「3月の労働相談件数が30件を超えた。コロナで雇い止めや希望退職・解雇、賃金カットにあい、生活が立ち行かなくなっている」と紹介。政府はただちに対策を拡充すべきだと強調しました。
宣伝では、「中国に対抗するには自衛隊を増強する必要では」という30代の青年と対話に。参加者が「自衛隊員の命を守るためにも憲法9条は大事。戦争ではなく、中国を国際世論で包囲することが重要だ」と説明すると、「チラシを下さい」と話してくれました。
署名してくれた方は、「安倍政権の時代から政治がおかしくなった」(50代女性)、「政府の一方的な任命拒否はおかしい」(30歳女性)などと話していました。
参加者は、最後に「医療や事業者を支援せよ」「検査を増やせ」「野党連合政権で暮らしに希望を」「菅・アベ政治を許さない」とコールしました。