県原水協「署名推進・NPT代表団激励集会」開催
原水爆禁止岩手県協議会は2月11日、盛岡市で、「署名推進・NPT代表団激励集会」を開催。4月にニューヨーク・国連本部で行われるNPT(核不拡散条約第9回再検討会議の要請・ニューヨーク国際共同行動に参加する代表団を激励し、NPTに提出する「核兵器全面禁止のアピール」署名の県目標10万筆の達成に向けてラストスパートのとりくみを強めることを確認しました。
集会には、NPT要請行動参加する5名が参加。これまでのとりくみと参加にあたっての決意を述べました。新日本婦人の会岩手県本部の若山なつ子さんは「地域や知り合いなどいろいろなつながりを通じて署名にとりくんできた。新婦人の会では、原爆展や街頭署名、保育園や学校などを訪問してお願いするなど署名に力を集中し、1万6千筆に達した」と報告しました。岩手県医療局労組・佐々木千昭さんは「組合として3回目の代表となった。募金用グッズも作成し、署名と募金をよびかけている。唯一の被爆国からの参加者として世界に訴えたい」と決意を語りました。
6回訪米して被爆体験を訴えてきた90歳の被爆者・齋藤政一さん(県被団協名誉会長)、4度目のNPT行動参加となる菅原利久さん(非核の政府を求める会)もそれぞれ決意を語りました。
2010年の行動参加者から、経験のことばがよせられました。
県原水協では、引き続きNPT行動への参加者を募るとともに、「NPT代表団に署名を託そう」を合言葉に、10万署名の達成、全自治体の首長・議長の賛同署名めざしてとりくみをすすめています。