知恵出し合い、教育の実践を 民教研集会オンラインで開催
岩手民教研第64回集会が1月9日、盛岡市みたけの岩手県青少年会館をキーステーションに県内七か所にサブステーションを設けて、オンライン開催をしました。最初に小野寺武男岩手民教連会長が「コロナ禍でも民教研集会をやりきるため、みんなで知恵を出し合い、県内8か所を結んで、コロナ禍をのりこえるための集会を準備した。本集会をみんなで成功させ、コロナ禍を乗り切る実践に生かしたい」とあいさつ。大東文化大学の中村清二先生が「民主教育のレガシーでコロナ時代に向き合う」と題して講演。中村先生は「危機の時だからこそ、幾多の困難に磨かれてきた、戦後民主教育のレガシーに学び、子どもたちの力を引き出す実践を」と熱く呼びかけました。
特別報告として〇不登校の子どもたちの願い」(盛岡・横垣園実さん)〇「一人一人に寄り添える指導を」(木下咲さん)〇震災から一〇年を迎える学校と子どもたち(気仙・濱口智さん)〇コロナ禍での絵の会の活動報告(宮古・岩間正信さん)〇少人数学級実現のとりくみ(盛岡・田中館安子さん)など5人が報告しました。サブスティション会場の久慈・宮古・気仙・一関・胆江・北上・遠野の7会場にはネット参加できない人たちが集い、その他にユーチューブでも約20名が視聴しました。オンライン集会全体の参加者は約70名となりました。